本症例は頚髄損傷,脳挫傷,硬膜外血腫を呈し,長期の固定姿勢にて臥位より異常姿勢パターンを認めた.また経口摂取量も増加せず,活動性低下が著明であった.今回,離床促進に加え,食事環境調整を行った結果,経口摂取量向上・蓐瘡状態改善を認めた.