調理訓練を行なう中で、単一動作評価では実用性の評価が困難なため、単一動作 以外の項目を検討し評価表の作成を試みた。内容は、調理を一連の流れとし、動 作のつなぎの部分にあたる判断・手順に沿って行なうという点に注目した。大項 目を献立調理・テーブルセツティング・後片付けとし小項目を設けた。この評価 表を用い入院患者(23才~77才・女性・脳血管障害11人・頭部外傷1人) の評価を行った。調理が実用レベルと考えられる者が右片麻痺2人、左片麻痺3 人、四肢麻痺1人の計6名手伝いレベルと考えられる者は右片麻痺5名、