研究目的:保育現場での子どもの行動理解に役立てるため,子どもの困難さと背景を分析すること 方法:対象は幼保施設に在籍する4歳児82名,5歳児78名,6歳児43名を対象.評価尺度は5つの下位尺度(行為,情緒面,多動性,仲間関係,向社会性)から困難さを客観的に捉えられるSDQ,日常の保育現場から手先の器用さ,ボールスキル,バランスの協調運動能力を評価できるM-ABCⅡ.評価実施においてSDQは保育者に記入を依頼し,MABC-Ⅱは作業療法士が実施.分析はSDQ下位尺度の結果を支援不要と要支援にわけ,MABC-Ⅱ