作業療法学科学生で臨床実習を合格した85人を対象とし、実習評価と影響す る要因を分析した。統計処多変量解析数量化第1類を用い、目的変数を実習成 績、説明変数を社会人経験の有無、卒後希望分野、留年の有無、見学実習成績、 評価実習成績、既取得資格とした。決定係数0.54、重相関係数0.76、であっ た。結果は1・2年次の留年者、卒後希望が老人身障分野である者、医療福祉関 係以外の資格を取得している者、社会経験のある者などに実習評価が高い傾向 が見られた。結果から実習評価との関連が認められた。学年を追うごとに学