福祉用具利用モデルの検証を行い,排泄関連用具の利用の有無に関連する要因を明らかにすることを目的に身体障害者52名に対し,福祉用具利用モデルの要因である対象者の基本属性,セルフケア,痛み,不安,うつ状態,排泄関連用具の利用の有無を調査した.その結果】①排泄関連用具の利用と各調査項目との比較:おむつの利用では移乗(p<.05),更衣(p<.05), 排尿自制(p<.005),入浴動作(p<.1)有意差が認められ,ポータブルトイレや手すりでは有意差は認められなかった.おむつの利用の有無を従属変数とし,単変量解析