くも膜下出血後高次脳機能障害を呈した患者に対して、外来作業療法(外来OT)での機能回復訓練から障害者生活・就業支援センター(ナカポツ)、障害者職業センター、就労移行支援事業所などの地域資源と連携し就労支援を行った。経過は症例が外来OTで改善が得られたため、ナカポツを利用し一般雇用での就労を目指したが、職場面接での態度が問題となり就労には至らなかった。障害者職業センターで職業評価を行うこととし、就労移行支援事業所を利用することになった。外来OT介入後1年7ケ月で障害者雇用での就労に至ったが、職場での高次脳幾