【はじめに】脳梗塞右片麻痔患者に対し、本人のニーズである漢字検定受験をめざし、書字動作能力の獲得に向けて介入した。その結果、麻痔側の巧敵性の向上により書字動作能力が改善した。なお、本発表に際しては本人の同意を得ている。【症例】症例は70歳代、男性、診断名は脳梗塞で左内包の損傷が認められ、発症後1ケ月が経過していた。職業歴は看板の製作会社に勤務。趣味は写経・漢字検定などの学習であった。【評価】評価期間はⅩ年5月6日~9日。認知及び高次脳機能は問題なくADL自立していたが、発症後の 音字困難に落胆し申し込んで