看護職を基礎としリハビリテーション分野の主な一部である作業療法職に幅 を広げ、そのために必要と思われる心構え、現在および将来的な研究内容に ついて記載した。作業療法分野に幅を広げた当初は目に見える肢体面の回復 のみに視点を定め、理想を追い求める傾向にある。しかし、そのことはすぐ に限界を感じる。このときいろいろ模索が必要になるがその結果対象者の生 活を幅広く考るようになる。対象者が自身の現状を受け入れること同じよう に、治療者も対象者の現状を受け止める必要がある。このことは、リハビリ テーション職にはじめ