本稿は、小学校英語活動の研究開発指定校として先進的な取り組みを進めた大阪府河内長野市立天野小学校の英語科カリキュラムの編成、評価の在り方について、実践からその理論的なものを抽出しようと、その特徴を「逆向き設計」や子どもの言語発達の丁寧なみとりに焦点を当てて論じたものである。