整形外科医、PT・OT、柔道整復師やトレーナーなどを目指すものにとって、人体の運動器系の学習、とりわけ骨格筋の学習は内容的にきわめて重要なものであり、量も多くてかなりの時間と忍耐を要するものとなる。骨格筋の学習はまず解剖学から始まるのが普通であるが、それを教える側からすれば個々の骨格筋の起始停止、支配神経、作用、特徴およびその損傷までで手一杯であり、筋力増強エクササイズやストレッチにふれる時間はとてもない。本書をサブテキストとして利用することにより骨格筋の解剖学講義に動的側面を加えることになり、また後に学