本書は全48章(pp1-956)からなり、パートⅠ~Ⅴと大きく5つの分野から構成されている。生体力学的基礎に始まり、上肢、頚部と脊柱、下肢の運動学、姿勢と歩行と繋がっている。パート中のUNITにおいても、構造と機能、そして病態力学へと解説が順序だっている。図、表とは別に、各章の構造と機能の説明の強調としてFORCES BOXを設けより進歩的な数学的概念を説明し、さらにはATTACHMENT BOXで筋の起始付着、神経支配と触診方法について解説している。また、臨床現象と各項目との接点をClinical