イヌの腓骨神経再生標本に対して三次元位置解析システムを用い、術後再生過程における機能評価を行なった。本研究においては、我々が独自に開発した赤外線センサーによる解析システムをを使用した。対象としては、5-10㎏のビーグル犬をフラクトール麻酔下で、腓骨神経を切除し80mmの欠損部をラミニンファイバー含有PGA-コラーゲンチューブにより接続し、神経を再生させた犬を用いた。今後、複合したシステムとしてデータを確立し、臨床に役立つパラメータの構築が期待される。