大津市民病院におけるVojta治療を施行した患児の内、大津市在住で就学時までのフォローが可能であった1977-1987年度出生CP児を対象に調査を実施した。その結果、介助歩行以上の移動運動を獲得できなかった者は、全て知的障害と難治性てんかんの合併があった。また、今回のデータとそれ以前の大津市の調査を比較すると、難治性てんかんを合併していないCP児では過去に存在した寝たきり児が皆無となり、歩行獲得児が増加した。