外界、本人、他者による障害受容について、大学生DMD患者の海外渡航における経験から考察した。患者の特性から幼児期の社会的経験が少ないために障害受容が依存的であり、自己自立能力が低い。また、渡航手段である航空機内での身体障害を持った対象者に対する座席等の環境は、今後改善してゆかねばならない点である。