文章読解能力を把握するために、当校理学療法学科の1・3年生に現代文筆記試験を行ない、学年別、性別、年齢別の視点から分析した。合計の正解率では、性別でのみ女性が有意に高い結果を示していた。各項目を性別でみると、男性より女性の方がいわゆる国語力に優れていることが伺われた。また、年齢別の比較では、21歳以上のA群が有意に高値を示し、B群の理解力が低いことが伺われた。理解力および表現力の向上を念頭においた学内指導を、レポート添削指導などで強化して行なうべきと考える。