犬の腓骨神経においてポリグリコール酸(PGA)-コラーゲンチューブを用いて長さ80mmの末梢神経を再生させ、電気生理学的評価と歩行運動機能評価について報告した。移植後時間的経過が長いほど、全体的には機能は良好であった。しかし電気生理学的評価において回復傾向にあるにもかかわらず、歩行運動機能については特に、Y成分が関与する各平面において問題が残る結果となった。