、現代の小・中学生の学力格差の実態把握とその改善に向けての方策の探究とを目的とし、学校班・家庭班・国際班・統計班の4チームに分かれて調査研究活動を続けてきた。PISA・TIMMSといった国際学力調査の再分析、ヨーロッパ・東アジア計7カ国における事例調査、特定自治体の4つの学校における3年間の継続観察調査、および同自治体における家庭(13世帯)での参与観察調査といった研究活動を通じて、いくつもの新たな知見を提出できた。