子どもの権利条約を批准して30年経つがいまだ条約に則った法整備や公的機関が十分に整備されていないなか、自治体初の子どもの人権救済機関である「川西市子どもの人権オンブズパーソン」が子どもの人権擁護のために自治体内外でいかなる役割を果たしてきたか、また今日的課題はなにかについて検討した。