障害のある子どもが、義務教育への参入段階から高等教育までどのようにして学校段階を移動していくのかについて整理した。日本の教育システムにおいて障害児は複雑な進路過程をたどり、それがマジョリティである健常者には不可視化され、結果的に社会的包摂が遅れる可能性を示唆した。