キーワード:社会的使命、成長過程、援助者態度、役割意識、パートナーシップ
日本福祉大学大学院の修士論文である。論文の章立ては、第1章「研究の目的及び背景」、第2章「対人援助職の成長過程に関する先行研究」、第3章「PSWの成長段階に関するインタビュー調査」、第4章「地域精神保健福祉機関で働くPSWの成長段階」である。問題意識として以下の2つがある。1つは、病院や診療所を除く地域精神保健福祉の現場PSWは、福祉制度改革が進められる中、厳しい労働環境の下で勤務しており、経験年数が短くても1人前の業務を求められ