キーワード:相談支援専門員,成長過程,援助者役割,グラウンデッド・セオリー,立ち位置
知的障害分野で働く相談支援専門員の成長過程に関する仮説的ストーリーラインを明示することを目的に行った.療育等支援事業の勤務経験をもつベテランの相談支援専門員6名(男性3人・女性3人,福祉現場における平均勤務年数29.9年)を対象に,質的インタビューを行い,木下の修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチにて分析した. 成長過程には3つの段階があり,初期には14,中期には22,後期には22の概念が生成され,成長段階に