キーワード:相談支援専門員、援助者役割、修正版グランデッド・セオリー・アプローチ、成長段階、立ち位置
10年以上の勤務経験を持つベテラン相談支援専門員6名へ半構造化面接を行い、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチにより分析し、知的障害者領域における相談支援専門員の援助者役割の獲得機序を明らかにした。 分析の結果、以下14の援助者役割を生成した。援助者役割は、「一緒にいる人」、「自己決定の誘導者」、「社会資源につなぐ役割」、「トラブルの仲裁者」、「親きょうだいへの伴走者的援助者」、「社会体験の水先案