井戸の異なる3地域で緯度が25OHDレベルと筋肉量に及ぼす影響について調査した。その結果、25OHDの不足、充足比は緯度と有意に関連し、3地域の緯度と25OHD欠乏症の有病率に正の相関が認められた。さらに25OHDは四肢及び体幹の骨格筋と弱い相関があり、25OHDはDEXの存在下で細胞内ATP濃度の上昇を容量反応的に誘導していた。これらの結果は、サルコペニア予防は、特に冬季や高緯度の施設において積極的な日光浴の必要性を示している。