頚髄損傷(C6不全型)健常者の物体移動の際の上体及び体幹の動きの時間的変化から頚髄損傷者の運動特性を調べた。その結果上肢機能障害の代償として体幹を有効に使わざるを得ない頚髄損傷者の場合、体幹のバランスが大きな影響を与えていることを明らかにしたものである。 山田恭子、高田政夫、原和子、鈴木祥生