デイケア通所者の生活実態を調査した。その結果デイケアプログラム参加以外の時間は、呆然と過ごしており病状の安定には寄与しているものの余暇の使い方は貧弱であった。日常生活を遂行する上で必要な活動は何とか行えるが生活の質を高めるという観点からは遠い現状が明らかになった。作業療法でこれらのことを踏まえた上でプログラムを考えなければいけない。 美和千尋、井神隆憲、山田恭子、水野香織