ユタ大学のコーク博士によって開発された「残存音楽能力テスト」を使って65歳以上の痴呆性老人の残存音楽能力を調べた。その結果、音楽的記憶とリズム機能が残存し、楽器の判別、メロディ記憶とピッチの弁別、音楽的言語、短期記憶の機能は低下していた。 山田恭子、戸川博美