ラジオにおける「ドキュメンタリー」的なものとして「録音構成」に注目し検討を行った。その際、特に「声」を手掛かりに「録音構成」の原点として『街頭録音』に着目することで、そのラジオの「ドキュメンタリー」なるものが「社会番組」という日本における放送の新しい領域を生み出す結果にも結びついていたという問題について考察した。