数々の番組制作に携わり、20世紀の映像文化(テレビ)を担ってきた著者(元NHKの制作者である吉田直哉氏)が、人間の想像力を映像化することの魅力と問題、課題について、現場の体験をもとにまとめた一冊、『映像とは何だろうか』(岩波新書、2003)の書評。