キーワード:ADHD、ASD、重複障害、ペアレントトレーニング、サマー・トリートメント・プログラム
本研究は、STPとPTのADHD単独群とASD併存診断群に及ぼす効果について調べることを目的とした。子どもの効果指標としてCBCL,HSQを用い、親の効果指標としてQRSを使用した。介入と診断の組み合わせを調べるため、診断分類×プログラム×測定時期の3要因分散分析を行ったところ、CBCLの全体T得点において時期の効果が有意であった。また、HSQの得点において、ASD併存群でPTに参加した群のみ重篤度が有意