AD/HDは、多動、注意持続困難、衝動性といった様々な問題を持つ。我々は、AD/HDの子どもを持つ親訓練プログラムを開発し、実施している。プログラム参加前後で子どもの行動達成評価、CBCL、HSQ、DBRSといった行動測度、親にはQRS、BDI,KBPACの測度で効果研究を行ったところ、目標行動が明らかに向上し、親自身のストレス低減と鬱状態の改善に有効であった。 共同研究につき本人担当部分抽出不可能、山上敏子監修:大隈紘子、免田賢、伊藤啓介著、41-47ページ