本研究は,教員養成大学における総合演習としての音楽劇制作の意義を明確にすることを目的としている。制作過程における学生の意識を質問紙で調査し分析を行った。その結果,音楽劇制作には「人が協働することの意義を認識し,コミュニケーションと自己表現の方法を学習する」という効果があることが確認された。質問紙の立案,分析,実践の記録,演習における演出補佐を担当した。(共著者:野本立人,保坂博光,高見仁志)