金宅圭、李栄鎮との共同執筆。韓国農村の基層文化研究は蓄積があるが、漁村に関する資料は体系的に収集されていない。本稿では、現地調査を行った漁村の生業と儀礼周期を農村のそれと比較し分析した。調査地においては、伝統的農村の祭儀暦を基盤として、船祭等の漁撈儀礼が付加されている側面が見られることを指摘した。金教授のもと李と鈴木が調査、討論し鈴木が執筆した。