本研究は,保護者の宗教に対する態度と仏教保育の実践に対する理解度が子どもの情操の芽生えにどのように影響するのかを検証することである。調査の結果,関連があることが明らかとなった。子どものみならず保護者に対する宗教的素養の醸成が仏教保育にとって重要であると考えられる。