日本の商標制度が始まった明治初期から現在までの商標デザインの変還を分析し、デザイン的特徴のルーツや傾向について社会的背景やデザイン史との関係を明らかにした。さらにその結果から、今日の商標デザインにおこっている問題点の検証を行い、企業のCⅠを表象するとともに企業と消費者を結ぶべき商標が画一化している現状が、どのような背景のもとで生まれたのかを考察した 共同発表者は、北村元成・佐渡山安彦・林崎吉孝・村瀬敬子である。