本稿は『21世紀大阪流ーこれからの「大阪流」街つ゛くりを考える』の「提言・わたしの21世紀大阪流」への寄稿である。天神橋筋5丁目商店街の青年部が勉強会として企画している「天五寄席」の世話人と難波で飲食店を数店舗経営する21歳の青年へのインタビューを通じて関西特有の「もてなし」精神のあり方について論じた。また働く場・暮らす場としての街への意識の高さとその結果形成されている人的ネットワークの広がりを指摘した