投映法は、介入的出逢いを提供し、その後の援助の展開を汲み取ることができる点を自験例とともに論述した。ロールシャッハ法となぐり描き法との治療的な統合(コラボレーション)の実例を通して心の課題への情緒的洞察を促す側面や理解に繋がる意味のある象徴を示した。心理検査と心理療法の関連について一つのモデル提示を行った。