社会福祉現場実習の事後学習の意義と目的について述べた。振り返りの視点としては、実習課題とその達成度、実習全般を通じて学んだこと、自己理解をあげた。具体的な方法としては、書くこと、聴くこと、語ることを通して、実習の成果を言語化し、他者と共有するプロセスを経て新たな発見や問題意識を喚起し、援助職として成長するための足がかりになることを指摘した。 藤松素子編、執筆者他8名