本書は、子どもや家族の生活環境をふまえ、今日求められている児童養護の理念、機能、課題を論じている。本人は「第3章-1児童養護の体系」(33-39頁)、「第4章-2里親養護、3施設養護」(62-76頁)を執筆担当した。社会的養護のありかたが見直されている今日的状況において、児童養護の対象や支援課題、支援方法も見直しが急務である。法制度の内容を明らかにするとともに、子どもの権利擁護を基盤とした支援課題を述べた。 総頁:165頁 担当頁:33-39頁、62-76頁