社会福祉士受験資格指定科目を設置する4年制大学を対象として、実習指導の概要と指導体制を尋ねた郵送アンケート調査を実施した。100名を超える学生を現行のカリキュラムのなかで指導していく上で、指導体制の不備と指導者の負担が明らかにされた。大学のおかれている諸条件とのかかわりのなかで、実習指導において目指すものをどこに据えるのか、検討を進めることが課題である。