「京都児童福祉施設実習教育連絡協議会」(以下、実習協)は、1987年の社会福祉士及び介護福祉士法の制定を機に誕生した。2007年の同法改正により、新カリキュラムが導入され、実習先施設と大学教育機関との連携はますます重要になってきている。こうした背景のもとで、本座談会は、実習協会員の施設・大学の担当者が集い、児童福祉施設におけるソーシャルワーク実習について、その意義や視点を確認し、事前・事後指導や現場実習指導に関する現状、課題、可能性を検討することを目的に企画した。本人はこの座談会の企画・運営・司会を担当。