本稿では、2000年12月に実施した社会福祉援助技術現場実習指導科目を設置している大学を対象とした郵送アンケート調査結果を踏まえ、4年制大学における社会福祉実習指導の概要と指導体制の現状を明らかした。学生数の多さに比較して指導体制の条件は不備であることを確認し、実習の達成度をどこに定めるかが課題となることを提示した。