精神保険福祉法の改正により、精神障害者の地域生活支援をめぐって施策体系ならびに援助方法においても大きな展開の時期を迎えている。1960年代以降、精神保険活動の先端であった保健所業務及びボランタリーセクターを中心としたケアの変遷を概観し、生活支援の理論形成の必要性と非営利活動の有効性について検討した。 (口頭発表)