シニアがITビジネスを立ち上げたNPO団体をとりあげ、「組織・活動内容・参画者」の角度から意味の検討を行った。空間的時間的広がりをもつITが、実際は地域の課題発見、人材育成、事業化の進展に寄与しているものの、IT社会の課題として、主体の規範化と公共的責任の所在があげられることを指摘した。