論文

基本情報

氏名 奥山 紘平
氏名(カナ) オクヤマ コウヘイ
氏名(英語) OKUYAMA Kohei

タイトル

起立性低血圧による訓練の中断に反復足関節底屈運動が有効であった一症例

著者

奥山紘平, 上田祥博, 出口幸一, 藤谷亮, 越智淳子

単著・共著の別

その他(発表学会等)

誌名

理学療法京都

出版社

京都府理学療法士会

全巻

 

総ページ数

 

 

42

開始ページ

76

終了ページ

77

出版年月

2013/04

査読の有無

有り

招待の有無

 

記述言語

日本語

掲載区分

国内

掲載種別

研究論文(学術雑誌)

ISSN

1346-1710

ID:DOI

 

ID:NAID(CiNiiのID)

 

ID:PMID

 

URL

概要

74歳男。糖尿病、心房細動、心原性脳塞栓症、Binswanger病の既往があり、座位の安定や移動手段の改善など、ADLの向上を目的として理学療法を開始した。しかし、体位交換時や動作時に起立性低血圧(OH)が頻発し、その都度、訓練を長時間中断して血圧回復に対応する必要があり、訓練の継続が困難であったため、姿勢をあまり変えずに実施できる反復足関節底屈運動(HUD)を開始した。訓練中に意識低下等のOH症状が出現した際、血圧測定後に毎秒一回のスピードで10回のHUDを実施したところ、血圧は速やかに回復して訓練を継続でき、数週後には訓練中や体位交換時の血圧低下も改善した。下腿三頭筋の収縮、弛緩を反復することで効率よく心拍出量を増大させ、血圧を上昇させるHUDは、OHによる訓練中断を防ぐ手段として有効であった。

JGlobalID

 

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