子宮頸がん検診で異形成と診断された女性に対する看護実践モデル構築に向けて、外来看護者への質問紙調査及び異形成と診断された女性へのインタビュー調査を実施した。外来看護者は気にかけている態度をとるが看護が不十分と認識していた。異形成と診断された女性は看護者からの積極的な声掛けやタッチング、うなずき、ベテランスタッフをポジティブ因子として受け止めていた。外来での看護者の役割として診療の補助だけにとどまらず、積極的な介入が求められていることが明らかとなった。