心理学研究法を学ぶ教科書シリーズのうち調査法を概説する第3巻。第1部では,調査法の特徴,研究倫理などの基礎を解説。第2部では「心理尺度をつくる」過程を実習として解説。第3 部では「心理尺度をつかう」代表例としてSD 法,経験抽出法,オンライン調査を紹介。第4 部は応用編として,翻訳,高齢者の調査,比較文化研究,郵送法を解説。
[共同執筆章]第4章 項目をつくる:質問項目の作成と内容的妥当性の検討(pp.40-45),第5章 調査票をつくる:調査票の作成と調査の実施方法(pp.47-57),第6章 項目を選ぶ:項目の選定とその手法(pp.59-78),第7章 心理尺度をつくる:信頼性,妥当性の検討(pp.81-93)
[単独執筆章]第8章 SD法(pp.96-104),第9章 経験抽出法(pp.105-125),第14章 郵送調査法(pp.157-160),Column8 心理尺度にはどの程度の項目数が必要か?(p.94),Column12 郵送調査の返送用封筒に残された情報(p.161)