共訳者は、工藤裕子、濱賀祐子、藤原真史、渡辺志保 若尾信也、浅野昌彦、大西崇介、小松志朗、土屋耕平、長野基、西岡晋、原田徹、柳瀬昇 アジア-欧州間のパートナーシップに関する学際研究である。両地域間の政治・経済・社会・文化の差異を比較しつつ、グローバル化の下で「グッドガバナンス」概念の再検討を行い、両地域に共通適用可能なガバナンスの規範的意味を模索。政治学での比較単位が圧倒的に国家であるなかで、アジアとヨーロッパという地域間比較という観点が斬新な成果である。