本書は主に学部講義科目「経済政策」等で教科書として使用することを目的にいわゆるリーマン・ショック後の日本経済の低迷の原因とそれに対する政府の役割という観点から書かれた、主に経済学を学ぶ上級生向けの教科書である.安藤は「第3章 近年の消費者行動」を担当し,家事生産アプローチから既婚女性の消費支出減少の原因を明らかにした.