特別支援学校における協働をシステムと捉えることで,新たな課題として,看護師の人員不足や雇用形態が改善されない等の労働条件の悪さや保護者と直接話せないこと,管理職が医療的ケアに関心が低いこと等も協働の課題であることが明らかとなった.特別支援学校における協働を推進していくためには,看護師の労働条件の改善と保護者とのパートナーシップの強化,管理職のガバナンス力の育成が求められる.