論文

基本情報

氏名 相馬 伸一
氏名(カナ) ソウマ シンイチ
氏名(英語) SOHMA Shinichi

タイトル

戦前期日本におけるコメニウス言説再考 6

著者

相馬伸一

単著・共著の別

単著

誌名

佛教大学教育学部学会紀要

出版社

佛教大学教育学部学会

全巻

 

総ページ数

 

23

 

開始ページ

13

終了ページ

29

出版年月

2023/09

査読の有無

無し

招待の有無

無し

記述言語

日本語

掲載区分

国内

掲載種別

研究論文(学術雑誌)

ISSN

13474782

ID:DOI

 

ID:NAID(CiNiiのID)

 

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URL

概要

本論文は,戦前期日本におけるコメニウスに関する言説の包括的な調査の一環である。国民教育
制度が確立された 19 世紀後半,近代教育の先駆者として,17 世紀チェコの思想家ヨハネス・コメニ
ウスが日本に紹介された。その過程の調査は,日本における西洋教育の受容のより深い理解に資す
るものである。昨年リニューアルした国立国会図書館のデジタルコレクションにより,さまざまな
文献における特定の単語の横断的な調査が可能になった。たとえば,1882 年に発行された『千葉教
育会雑誌』に掲載されたコメニウスに関する記事は,日本で最初の教育事典の編纂に携わった木村
一歩(1850-1901)によるものであることが明らかとなった。本稿では,これまでの研究の対象期間
でフォローできなかったいくつかの事実について提示した。

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